仕手戦失敗か・・・・

広中平祐氏と言えば世界的な数学者。

フィールズ賞(数学のノーベル賞)を受賞。

しかしここのところきな臭い噂が流れている。

仕手戦の雄と言われているアパレルメーカー・ワールドの創業者として知られる畑崎広敏氏とこの広中平祐氏のグループが宮入株を大量に買い進み、「少なくとも議決権の4割以上を確保」(関係筋)していると見られている。


宮入の株価は、03年3月末の「大量保有報告書」に畑崎氏の名が登場したことから兜町で注目を集め、03年9月には、それまで200円台で推移してきた株価が一気に400円台まで上昇。今年3月には1000円の大台に突入している。

http://quote.yahoo.co.jp/q?s=6495.t&d=c&k=c3&z=m&h=on


こうした動きに対して、宮入経営陣は5月18日に第3者割当増資を決めたが、畑崎・広中グループは増資の差し止めを東京地裁に申し立て、6月1日に「差し止め」の仮処分が決定された。

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040601AT2D0101401062004.html

 宮入側は増資中止を決めたが、翌2日、対抗措置として「起訴命令の申し立て」を行った。この「起訴命令」によって、松佳などの畑崎・広中グループが1カ月以内に本案訴訟を起さないと仮処分は取り消されるため、訴訟に持ち込まれる公算が大きいと見られる。

 まさに事態は、宮入経営陣と畑崎・広中グループ双方による泥仕合の様相を呈し始めているわけだが、さらに同グループは、6月29日に開催される宮入の株主総会を前に、取締役5人、監査役1人の送り込みを提案していることが噂として出始めている。

6月28日(月)午後4時から東証で緊急記者会見を行うことが分かったようです。会見には大山沢成社長のほか取締役6人が出席の予定で、「買い占め問題」に対する同社の対応について説明が行われる。

会見でどのような具体策が出るのか注目されるが、関係筋によると、「会社側は、松佳や畑崎広敏氏らによる今回の買い占めに対して、SECあるいは東京地検への告発を表明するのではないか見られる」という。