株式は競馬と同じ - 投資判断材料〜ダイジェスト〜

私は株式も競馬も同じだと思っています。
そう、両方とも確率と記憶のゲームなのです。

人間の記憶というのは実にあいまいです。

日経平均は昨年のりそな国営化以来、1本調子で騰がってきたかのように錯覚をよもやすることがあります。

これは週足での日経平均チャートです。見てみて下さい。

９月は日本の決算期末。
１０月、１１月にヘッジファンドなどの外人の多くが期末を迎えます。
昨年もその過程で外人に売り浴びせられて9800円台を経験しています。

今年は一度も１万円を切っていません。
これは何を意味するのか？

それは今年買った株は、日経平均が１万円を超えた株価だということです。

つまりチャートを見てもわかるように今年はほとんどボックス圏で動いているために、もし売りが大量に出てくれば、売りが売りを呼んでしまうということなのです。

そしてこれから最も売りの出やすい時期を迎えるということを忘れてはならないのではないかと思います。