日成ビルド工業  その2

本日は日経平均軟調のなか、地震復興銘柄が元気一杯でした。
信用規制をかけられたにもかかわらずS高した植木組や中央ビルドなど。

でも本日私も日成ビルド工業の売買をしていましたが、こんなことってあるのですネ。

日成ビルド歩み値

これは本日の大証での日成ビルドの歩み値です。

東証では買い気配で始まり、9時55分に260円で値がつきました。
その後250円まで下落しましたが、そのままS高まで上昇していきました。


しかし大証では(私は見てませんが)少なくとも歩み値を見る限り、9時9分までは219円と218円で13000株も出来ています。

東証大証の値段差を利用して“サヤ取り”を行う手法は確かに昔からありました。
しかし、それは情報伝達手段が発達していなかった頃の話。

少なくとも私は、そう思っていました。

これだけ瞬時にリアルタイムでわかる時代にでもあるのですネ。


そう言えば、民事再生法などを申請して監理ポストに移動したりすると、大量の売り気配で始まるのですが、必ず初日には出来高がある。

紙くず同然の株を何で買うのだろう?
なんてことも思ったことがありますが、

多分買い指値をしていた人は、出張や旅行などの理由などで、前日からズッと出していて取引を取り消したくても取り消すことのできない事情があるということを聞いた事があります。


今回の日成ビルドの件についても多分同じような理由なのでしょう。


私もキチンと基礎の基礎を忘れていたと痛感した1日でした。