上場を見合わせる

大阪証券取引所は26日、新興企業向けヘラクレス市場(119社)への新規上場の受け付けを、11月ごろまで凍結すると発表した。

同市場の4月の売買注文件数が2年前の16倍に達し、売買注文の処理が遅れるシステム障害が相次いでいるためだ。

金融庁も25日、大証に対し、システム障害の原因究明と対策を報告するよう命じており、大証は、異例の新規上場凍結で市場の安定運営を図る。

既に6月に上場が決まっている3社は予定通り、現在審査中の数社も通常の審査を進めて上場させる方針だ。

来年1月には、現行の7倍の情報処理能力を持つ新システムが稼働する予定で、12月以降は受け付けを再開できるとみている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000312-yom-bus_all

http://chart.finance.livedoor.com/index?stock_id=8697&p=