談合で家宅捜索

成田空港を運営していた旧「新東京国際空港公団」(現・成田国際空港会社)発注の電機設備工事をめぐり、談合があった疑いが強まり、東京地検特捜部は17日、競売入札妨害容疑で三菱電機(東京都千代田区)、富士電機システムズ(品川区)、東芝(港区)など重電メーカーを一斉に家宅捜索した。

既に旧公団や重電各社の担当者から事情聴取。また談合で決まった工事ごとの受注予定業者を記した「配分表」の任意提出も受けている。旧公団側が事情を知りつつ談合を取り仕切った「官製談合」の疑いがあり、今後各社から押収した資料と併せ、分析を急ぐ。

成田空港の電機設備工事を受注していたのは、過去5年間では3社のほか明電舎中央区)や日新電機京都市)など。

各社が受注した2000―03年度の工事の落札率(予定価格に対する落札価格の割合)は、96%を超えるなど極めて高かった。

調べに対し、複数の重電メーカー担当者が談合があったことを認めているという。

成田空港会社によると、旧公団の工事発注は規模などで発注方式が異なり、一般競争入札、公募型指名競争入札指名競争入札に分かれていた。随意契約の工事も一部あったという。

一方、重電メーカーは防衛施設庁発注工事でも談合した疑いがあり、特捜部は担当者の事情聴取を進めている。
http://www.sankei.co.jp/news/051117/sha030.htm

http://finance.livedoor.com/quote/format?c=6502+6503+6504

キレイに銘柄コードが並んじゃいましたね (>_<)