未公開株が流出

大塚製薬グループの医薬品メーカー「アース製薬」(本社・東京)が株式上場した昨年11月以前に、同社の未公開株が証券業の登録を受けていない複数の業者に流出し、全国の個人投資家に販売されていたことが13日、分かった。

上場後の株価よりも著しく高値で購入した投資家から「損害を受けた」などとの相談が同社に相次ぎ、事態を重く見た捜査当局は証券取引法違反(無登録営業)容疑で捜査に乗り出した。

証券取引法で、株券の業としての取引は登録を受けた証券会社にしか認められておらず、未公開株の取引は証券会社も原則として取り扱っていない。

アース製薬によると、同社の未公開株は2004年の夏以降、1株当たり最高で約2万円で売買された。複数の業者が電話やダイレクトメールで勧誘する手法だったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000015-kyodo-soci

http://chart.finance.livedoor.com/index?stock_id=4985&p=