円高と週末のニューヨーク

ドバイショックによって、更に円高が進んでいます。
鳩山首相が直接、日銀総裁に会って、直談判するようですが、仮に日銀介入が実現したとしても、かなり厳しい局面が続きそうです。

輸出関連が基幹産業になっている日本(アメリカにしても同じ)にとってみたら、このデフレ懸念と共に、かなり頭を痛めそうです。

27日のニューヨーク株式市場は、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系企業の資金繰り悪化などを受けて急反落。ダウ工業株30種平均は、前営業日終値比154.48ドル安の1万309.92ドルと、150ドル超も値を下げて取引を終えた。ダウ平均は一時、同233.15ドル安の1万231.25ドルまで下落したが、「(ドバイショックの)米国経済への影響は限定的なものになるだろう」(米エコノミスト)との観測も浮上し、買い戻された。ハイテク銘柄主体のナスダック総合指数も反落、終値は同37.61ポイント安の2138.44だった。

 米市場は感謝祭休暇中で市場参加者が少なく、午後1時までの短縮取引だった。また、ドバイショックについては、欧州市場で下げ幅が縮小したこともあり、先行きを楽観する見方が浮上。同日から本格化した米国内の年末商戦の行方を見極めようと、投資家の動きは慎重で、株価の急落には一応の歯止めがかかった形となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091128-00000019-mai-brf

記事では限定的と解説しておりますが、これはアメリカとかの話で、日本は限定的ではなく、ここから更に下落路線を歩みそうです。

特に年末から年度末の3月までは修羅場になりそうな雰囲気ですね。