担保掛け目の見直し

[東京 19日 ロイター] マネックス・ビーンズ・ホールディングス<8698>傘下のマネックス証券は、同社のホームページで、ライブドア<4753>など5銘柄の担保掛け目について、「取引所において取引が再開し流動性が回復するなどの状況を総合的に検証し、順次、代用有価証券掛目を見直している」と発表した。
 同証券は、ライブドアおよび同社と関連のあるライブドアマーケティング<4759>、ライブドアオート<7602>、ターボリナックス<3777>、ダイナシティ<8901>の計5銘柄の代用有価証券掛目を1月17日の引け後の評価からゼロに引き下げると発表、市場に波紋を広げた。その後、ライブドアオート<7602>について、保証金代用有価証券掛目を0%から80%に再度引き上げている。

 与謝野金融担当相が、ライブドア関連株の担保掛目を一部の証券会社がゼロにしたことに他の証券会社が追随しなかったのは賢明な判断だとの認識を示したことに関連し、マネックス証券では「特定の株式の代用有価証券としての担保価値の評価が困難になったと総合的に判断される場合に、その担保掛目を下げることは、経営の選択肢の一つ」、「顧客である個人投資家の利益を守る為に、早期の注意喚起を行うことは、証券会社としての責務」と反論、「当該特定銘柄の代用有価証券掛目を引き下げた際の、市場全体に対する影響を検討し、特に大きな影響はないものと判断した」としている。
 
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